ブログのシステムにはてなブログを使っていてWordPressへ引っ越してみたいと感じ始めたら、確認しておきたいこと、進めておきたい下準備などをまとめてみました。
はてなブログから気持ちが揺らいだら
長いことブログをやっていると、はてなブログでは自分のしたい設定が出来ない、運用に関しての自由度が低いように思えてきてしまった。など不満や疑問を持つようになることがあります。
たとえば、過去記事の編集や削除を行った場合にリダイレクトが出来なかったり、robot.txtが編集できないなど「はてなブログ」に限らず大手のブログサービスに共通な縛りから解放されたくなってしまったときです。
別なブログサービスに移転したとして、その後も今まで通り安定したアクセスが得られる保証はないだけに思い悩むことはあるでしょう。
移転先がWordPressでも同じで、もしかしたら今まであったPVは「はてなブログ」で運用していたがために得られたものであるかもしれません。
しかし、移転後にどれだけのアクセスがあるか、今まで以上の成果が出せるようになるのか、あるいは変わらず横ばいなのかは実際に環境を変えてみなければ分かりません。
SEO的な効果などは、移転先のサーバーにもよることも考えられ、いずれにしても良し悪しの判定は実際に「はてなブログ」から抜け出してみないと知り得ることができないでしょう。
システムの変更にあたっては、WordPressの場合、サーバーやネットワークなどの技術的な知識があったほうが有利なので、そうした面もあらかじめ心得ておく必要があります。
技術的な問題も自分で解決が可能である。また、サイトの運用に関しても今まで以上に質の高いページ作りや情報の提供に自身があるといったように、システムの変更を伴わなくてもこれまで以上の成果が出せる自身があるなど。
その辺を自分で確信できるかが判断の基準になるのではないでしょうか。
なお、知識ゼロからレンタルサーバーへ引っ越すのは危険なのでお勧めできません。
移転を決意したら済ませたい下準備
どうしてもワードプレスに移りたい。そう決断ができたら徐々に移行に係る下準備に入りましょう。
新規投稿の停止
当たり前ですが、移転を決断してからも記事を増やし続けることは作業量を増やすことになります。
こだわりがあって毎日投稿したいなどの理由がない限り移転を決めたら記事の新規投稿は控えておいた方が良さそうです。
挿入した目次の削除
これは当サイトでも想定外だったことですが、はてなブログで[contents]と入れて作成した記事の目次はデータのエクスポートを行ったときに[contents]というテキストではなく実際に作成されたHTMLタグ付きの目次が数行に渡ってデータに書き込まれます。
これをWordPress移してから一括で削除するのは難しいほか、記事毎に削除するにも数行に増えていてしかも見出しにタグが残るので厄介です。
妥協して目次をそのまま使う手もありますが、新規に作成した目次にプラグインを使う場合は移転前、移転後でスタイルも管理も異なるものになります。
目次は、はてなブログの編集画面から
[contents]の状態で削除してしまったほうが楽です。ブログカードの変更
はてな特有のブログカードは、ワードプレスへの移転後でも機能しますがワードプレスでAMPの導入を予定したいときはデザインが崩れることがあるので出来れば通常のテキストリンクへ置き換えておいた方が無難です。
ブログの移転を済ませてから直せば良いと思っても、他に対応しなければならない修正が山ほど残ると覚悟しておくべきです。
引っ越し先のレンタルサーバーを選ぶ
WordPressで使うレンタルサーバーは、お試し期間を使い何社かコントロールパネルのUIなどを比較できれば理想ですが、時間的な余裕がなければエックスサーバーなどの高速サーバーを導入しておけば間違いないでしょう。
さくらのサーバーなどは安価なプランがあって使いやすいサーバーですが、記事を書いている2021年現在、はてなブログもさくらのサーバーを使っています。
はてなブログで速度に不満があった方などは最初からSSDを使った高速サーバーを用意した方が後で悩まなくて済みます。
AMPを導入している場合は?
はてなブログでAMPを使っていてWordPressでもAMPを使いたい場合は、使用するテーマでAMPを使うか、プラグインでAMP対応させるか予め決めておいた方がよいでしょう。
WordPressでは選ぶテーマ(theme:デザイン)でAMP対応可能なものと、プラグインを導入しなければAMP化できないものがあります。
また、どの場合でも「はてなブログ」のようにURLの末尾に?amp=1が付くようになるとは限りません。
使うプラグインによっては/amp/が付加されることもあります。
移転後のテーマにCocoonを選んだときは、ampページに付加されるパラメータは「はてなブログ」と同じ?amp=1なので移転前にAMPを停止させるなどの処置は必要ないかもしれません。
当サイトの場合は、AMPプラグインで対応したため?amp=1から/amp/へ変更になっていますが1ヶ月もかからずインデックスURLの変更が済みました。
移転の決断は慎重に!
ブログを運営していた期間が長く記事数が多いほど、WordPressへの移転は作業量が増します。
先に書いたとおり、運用システムを変更しても極端にPVが増えることの保証はありません。
システムのアップデートやデータのバックアップなども全て自分で実施しなければならないWordPressは、記事の投稿や管理以外にも頻繁に保守作業のようなものが発生します。
当然、こんなことなら「はてなブログ」に戻りたいと後悔することも無いとは言えないでしょう。
はてなブログで現状の安定を維持するか、システムの自己管理という責任を負いながらも幅広い自由を手に入れるかと言ったところでしょうか。
移転にあたってはこれら全てを考慮して慎重に決断する必要があります。
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