SEOプラグインをアップデートしたらアクセス解析コードが削除された

アクセス解析が停止

自分が管理しているWordPressサイトのアクセス解析(GoogleAnalytics)画面をチェックしていたら、直近で1ヶ月ほどの期間、ウェブサイトへ訪問数がほとんどない状態であることを確認。

GoogleAnalyticsが機能しなくなる

ブラウザからは普通にページを閲覧できる状態なことから、サイトへの訪問者が全くゼロではないはずなので原因を探ることにしました。

トラフィックが全く計測できていないということは、アクセス解析のためのAnalyticsコードが自然に消えてしまったということか。

普通に考えてそんな事態はあり得ませんが、この訪問数が一気に減少した時期に自分で何かしていないか思い起こしてみることにします。

原因はAll in One SEOのアップデート

Googleアナリティクス計測ができなくなっていたのは約一ヶ月前、自分でも、これだけの間よく気づきもしなかったものだと反省しています。

冷静に思い起こすと、たまたまWebのニュース記事でプラグインAll in One SEOに脆弱性があるのでアップデートすべきとの情報を目にしました。

該当する記事は2021年12月頃に投稿された内容で、プラグインの脆弱性への対応が必要なのは特定のバージョンに限られていたようですが、自分がインストールしていたプラグインがどのバージョンかを調べるより、サイトの安全性を確保するには最新のバージョンへアップデートするのが理想であると理解するのが通常でしょう。

その後、迷いもせずインストール済みのAll in One SEOのアップデートを済ませ一安心し今日に至ったというわけです。

ところが、All in One SEOの無料で使える最新のバージョンは、GoogleAnalyticsのトラフィック用コードの読み込みをサポートしていません。

これがアクセス解析ができなくなった理由です。

All in One SEOを普段から有効に活用できているWeb管理者の方には知れ渡っていたことなのかもしれませんが、自分の場合はAll in One SEOは管理している殆どのサイトでアンインストール済み。

All in One SEOを入れていたのは、今回問題が生じた1サイト
だけでした。

以前に記事に書いたとおり、All in One SEOを使ってmeta descriptionを作成していると、All in One SEOをアンインストールしたときにmeta descriptionが全部の記事で消えてしまうことを知っていたからでした。

今回のサイトは、固定記事でしかmeta descriptionを書いていなかったので特にその点を意識せず使い続けていたものです。

headタグ内へスクリプトを書き込む

原因は分かったのですが、他のサイトのように今更プラグインをアンインストールするのも面倒ですのでそのまま使うことにし、Analyticsのコード用にプラグインを追加する気にもならず。(プラグインの数を増やしたくない)トラフィック用コードは子テーマに作ったheadr.php内へコード単体ではなく、スクリプトを直接書くことで対応することにしました。

この場合、今回のようにプラグインの影響を受けることはありませんが、テーマを変更した際に再設定が必要になります。

無事にアクセス解析のデータを取得閲覧できるようになり、まずは一安心です。

1ヶ月気づかず無関心だったことは流石に気を付けなければなりません。

今回のAnalyticsコードの消滅は、All in One SEOプラグインを使っている方の中には原因が分からず戸惑った方もいらっしゃるでしょう。

特にプラグインを自動アップデートにしていた場合などは気づきにくいので注意が必要です。

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