タブレットPCを持ち歩くことの最大のメリット【USBからの電源供給】

モバイルバッテリーでタブレットを充電

出先にPCを持ち出す際にノートパソコンが良いかタブレット端末にするか迷ってしまう時があります。
デバイスの選択を誤れば、その日の作業性に影響が出たりストレスを感じたりすることもあるでしょう。

安定した操作性を求めるならノートPCに限りますが、屋外での携帯を考えるとコンパクトな筐体が特徴のタブレットPCが有利と言えるでしょう。

タブレットパソコンは電源の確保が容易である

タブレットのマイクロUSB

どちらか迷った時に無意識に手を出してしまうのはタブレットPCだという方も多いことでしょう。持ち歩きの気軽さという意味で考えるならば、特殊な用途や作業に拘る必要がなければ荷物にもならずシンプルに持ち運びができるタブレットPCは有利と言えます。

それから、タブレットPCにはノートPCでは実現できない利便性があります。
最近の機種では、ノートPCでもタブレット型でもバッテリーの持続時間は外出先では心配いらないほどの性能を備えています。
しかし、出かける時間に充電が完了していなかった。あるいは、利用時間が想定を超えてしまった。などでバッテリー切れを生じてしまった場合、出先でも充電が必要になることが避けられません。

こんなときの充電方法に柔軟性があるのはタブレットPCの強みです。

かさばるノートPCのACアダプタと比較しタブレットの電源はスッキリ

USB充電器

ノートパソコンで長時間の作業を想定してACアダプタを持ち歩く場合、電源コードやらアダプタ本体やらは結構な荷物になります。

タブレットPCはというと、扱うデバイスによりますが容量に余裕がるUSB供給用のACアダプタとUSBケーブルがあれば割と使えることが多いようです。
現在はUSBtypeCが出始めていますが、アンドロイドスマホの主流はmicroUSBです。このmicroUSB充電ケーブルの容量の大きいもの(2A程度)と電源さえあれば、ほとんどのandroidタブレットは充電が可能です。

簡単に考えると、タブレット用に充電用具を準備すれば、それでスマホも充電が可能なので、ノートPCを持ち出す場合のようにスマホ用の充電ケーブルを別途持ち歩く必要がないので荷物がすっきりします。この組み合わせはiPhoneとiPadなど同じOSのデバイスならほぼ可能です。

※機器の取扱い説明書では推奨されていない場合があるので注意。

どうしてもノートでなければならない理由がある場合を除いては、こうしたメリットのあるタブレットPCはとても便利です。もちろんキーボードを使った入力は快適ですが、タブレットPCのメリットを生かすためにフリック入力メインへのシフトという考え方もあるかも知れません。

モバイル(ポータブル)USB 電源を使えるメリット

モバイルUSBバッテリーで充電

市販のUSBケーブルを使用して充電が可能であるならば、持ち運び用のポータブルUSB電源を使用しての充電も可能です。これもノートPCでは実現できないタブレットPCならではのメリットと言えます。いざとなればスマートフォン用に用意していたモバイルバッテリー(こちらも大容量であることが条件)で充電ができてしまいます。

これら電源確保の面からみた利便性というのは、USBtypeCが普及したとしても得られ続けるメリットと考えられます。

操作性と外出先での機動性のどちらを重視するか

今や情報端末での入出力は進化が凄まじいものです。

ノートPCでキーボードやポインティングデバイスの恩恵を受け続けることより、タブレットPCを使いこなす術を身に着けるほうが外出先でのちょっとしたモバイルワークには有利とも判断できます。

人前でモバイルデバイスに話しかけるのは抵抗があるスタイルですが、情報機器への入力手段は多様化しているのは事実ですし今回の電源に関するメリットのようにハードウェアキーボードに依存し続けることで得難くなってしまう技術は他にも出てくることが考えられます。

私も、まだまだキーボードを多く使いますが、こうした面で客観的になり最新技術の動向に興味を持ってみることも必要と言えるでしょう。

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