OSがWindowsでなければならない場面【モバイルとして必要不可欠ではない?】

Windowsタブレット

外出先などでブログ記事などを編集するときにAndroidタブレットはコンパクトで使いやすく便利です。
私の持ち運び用のメイン端末はWindowsタブレットですが、AndroidとWindowsを相互に使用していると従来はメインで多用したいと考えることが多かったWindowsですが、このOSでなければ困るということは割と少なく感じるようになりました。

はたして、この先WindowsOSを使うことで得られるメリットはあるのでしょうか。

Windowsアップデートというモバイル運用での欠点

現在のWindowsOSは、使用中にいきなりアップデートがかかりパソコンでの作業中に「再起動しても良いか?」的なメッセージが出ることがあります。
そう頻繁ではありませんが、仕事を急いで進めたい人にとっては気分が良いものではありません。

アップデートのタイミングや必要度の選択は、設定で変更できるようにはなっているのでしょうけど、半ば強制のようにユーザー側にその選択や設定を迫るような仕組みはいかがなものかと思います。

大型アップデートなどがかかった場合、午前中に1時間以上パソコンが使えなかったというのが1度ありましたが、これが出先での貴重な時間にやられてしまったらたまりません。

モバイル端末としての運用を考えた場合、他のOSと比較してWindowsアップデートはこのOSの最大の欠点であると言えるでしょう。

モバイル端末としてWindowsを使うメリット

使いやすいWindows端末

使い勝手を熟知したOS環境を持ち歩きたいからWindows端末を選ぶということもあるでしょう。他にWindows を選びたい理由としてはオフィッスソフトで文書作成をしたいときや表計算ソフトを使いたいときなどではないでしょうか。

慣れ親しんだユーザーインターフェイス(UI)

Windowsを選ぶ理由としてはこれが一番と思います。日ごろの事務作業などで慣れ親しんだOSだから操作に迷うことがなく無難といえるでしょう。

また、ガラケーユーザーにとってAndroidやiOSは必ずしも使い勝手の良いOSとは言えないでしょうから、そんな方たちへはWindows端末は最適です。
ただし、この場合はマウスなどのポインティングデバイスは必須となりそうですね。

オフィッスソフトが使える

よく聞く話ですし仕事上モバイル環境でもOfficeソフトが必須だという方もおられるでしょう。
一般的にもこの考え方は広く通ると思われます。ただし、モバイル環境でそうした事務作業に集中できる人って実際にどれだけいるのでしょう。
よく会社に戻ってデスクトップパソコンを使ったほうが効率がはるかに良いという意見を聞きますが私もその通りとは思います。

そして、私のように「なんちゃってノマド」が目的であるならばオフィッス必須という考えが当てはまりません。
なにより、モバイル端末でオフィッス起動している時間もリソースも勿体なく思えてしまいます。

操作性が優れているテキストエディタがあって、クラウドと同期出来ていれば他に欲しいアプリはftpアプリくらいなもので、これらもAndroidで充分な気がします。

モバイル向けWindows端末はなくならない

こうしてメリットを探していくと良い点が少ないように感じるWindows端末。店頭に並ぶモデルと見るとタブレットPCなどはラインナップが少く感じますが、Androidなどと比較しデザイン性や質感が優れている場合があります。

ただし、こうしたモデルが今後継続して売り出されるかは微妙な感じもします。片手で持てるサイズを選ぶなら圧倒的にAndroid端末が有利のようで、質感重視のWindows端末はほとんどがキーボードを搭載しているものになっているようです。

こうした流れから、キーボードレスでコンパクトなサイズのWindows端末はあまり普及傾向にないように見えますが、モバイルパソコンの歴史の中でもA4サイズ未満のWindows端末が全く消えてしまうことはないようです。

一時的に消えたとしても、別のメーカーから製品を出してくるということの繰り返しで一定の需要は続いているようです。
そんな流れからしてもモバイル専用OSへの移行はスムーズに進むわけではなく、WindowsOSへも一定水準の需要は確保されており、その方たちにとってはモバイル環境上でも必要な、あるいは「こだわりたいOS」だと言えるでしょう。

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